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資料番号
Ah298
分類
A . プリプレス技術 / h . 文字
タイトル
されど鉄道文字 駅名標から広がる世界
著者/編者
中西あきこ
出版社
鉄道ジャーナル
出版日付
2016
形態
縦17.5㎝×横11㎝、296頁
資料の種別
■印刷技術
配架場所
図書館内
目次
・はじめに 駅名標は未知の土地への案内人 ・文字が語る「サービスの心」 鉄道書体 すみ丸ゴシック 「すみ丸」を守り育てた須田寛氏の述懐を踏まえて イントロダクション 最初は行先標から なぜ、鉄道文字の表記に惹きつけられたか 仮名の美しさ重視(筆文字とは) 筆文字から丸ゴシックへ すみ丸ゴシックの誕生 すみ丸ゴシックの形成 ホーロー引き駅名標の文字 国鉄最後の鉄道掲示規程 すみ丸ゴシックの継承 新幹線ホームの駅名標 LED表示 日本語のデザインを文字に残す 鳥居形の駅名標 ・よりよい文字へのこだわりが生んだ偶然 現代に生きる 「すみ丸ゴシック」 半世紀前の手書きのよさに止まらない普遍的な価値を獲得 良い書体を作る、良い書体を探す すみ丸ゴシックを作る すみ丸ゴシックを継ぐ 繁忙期の字書き作業 隅(すみ)のひみつ 手書きに依らない新書体を作る すみ丸ゴシックの字母を保存 品川駅開業時のハプニング 「照明」は駅の電気掲示器から ・昭和の公告看板にも重宝された ホーロー引きの駅名標を作る 国鉄からも受注した工場で訊く ホーロー引き駅名標と「すみ丸」 柱用駅名標の変遷 ホーローで作る 堀り文字の版を作る 文字を掘る 浮き文字 新幹線「ひかり」「こだま」の行先標 柱用駅名標の現在 行先標のデザイン ・鉄道国有以来の文字が今でも生きる 車輛の標記 車輛工場の伝統を受け継ぐ大宮総合車両センターで訊く 車輛内外に見るさまざまな標記文字 車輛標記の工法 車輛標記の文字作業 車輛標記の文字 床下の文字は手書きの文字 鉄道とともに歩んだ文字 ・蒸気機関車の前面を重圧に飾る青銅の板 ナンバープレートと文字 図面で指定された国鉄書体にも鉄道工場ごとの出来栄え 型と磨き 情勢の変化による標記の移り変わり 鷹取書体 ナンバープレート作りを通じて 発掘された古い設計図から(番号板の図面) ・もうひとつの書体ものがたり 営団地下鉄のサイン文字 直感的な読みやすさを追求したゴシック4550書体 ゴシック4550前夜 ゴシック4550の開発 各社の多彩な駅名標の様式と文字 ・都市の景観に一体化する百年文字 ロンドン地下鉄とジョンストン・サンズのように ・文字をたずねる あとがきに代えて