詳細画面
資料番号
Fi010
分類
F . 印刷周辺 /
i . 広告
タイトル
百花繚乱の美人画ポスター
著者/編者
田島奈都子
出版社
芸術新聞社
出版日付
2024
形態
B5判 144ページ
資料の種別
■印刷周辺
配架場所
■印刷周辺
目次
美人画ポスター前史
第1章 画家の競演
第2章 図案化の活躍
第3賞 妍を競う懸賞募集
第4章 銀幕の美女
第5章 誘惑のエロティシズム
第6章 写真の活用
美人画ポスターの終焉
付録(1) 画家たちの美人論 「夏の女を語る」/東京毎夕新聞連載より
趣味の低さを示す 現代婦人の夏姿 / 横山大観
全く暑苦しい洋装 涼し気な木綿浴衣 / 鏑木清方
不見識な現代婦人に涼しさは求め難い / 松林桂月
涼しい日本髪 街頭から滅び行く / 山村耕花
どんな美人でも アッパッパは幻滅 / 川合玉堂
世界一の夏美人は 印度の女に限る / 小杉放庵
南洋美人に観る 羽衣そのままの光景 / 川端龍子
未だに目に残る 鄙の乙女の美しさ / 児玉希望
生地そのままの美が 理想的の夏美人 / 辻 永
溌剌たる登山姿こそ 現代女性美の極致 / 山口蓬春
軽羅の支那美人が 美しくも涼しい / 池上秀畝
現代の若い女性の 輝かしき天然美 / 岡田三郎助
画心を動かすだけの 夏美人は見当たらぬ / 土田麦僊
色気たっぷりな お人形の夏美人 / 西沢笛畝
直輸入の海水着は 国辱的な大醜態 / 木村荘八
裸体の美しさが 最も発揮される夏 / 田邊至
朝鮮の夏の女は 世界的に群を抜く / 長谷川昇
俳句にして見た 夏の女の風情 / 太田三郎
服装如何によって 美しくも醜くくも / 有島生馬
浮世絵に見る 和服の清涼美 / 山下新太郎
個性美を失った 近代女のマネキン化 / 山川秀峰
肌を透かして見る 薄着女の魅力 / 松岡映丘
源氏絵巻に見る 臈たけき女の夏姿 / 松岡映丘
浴衣と外出着の 持ち味を生せ / 伊東深水
浴衣美とは異なった 娘さんの洋装美 / 和田英作
大自然の摂理は 女も花も清楚に / 飛田周山
女性マイナスお洒落 残るは醜態だけ / 中村研一
昼寝してる女から 真夏の夢を感ず / 東郷青児
浴衣着の素足こそ 世界に誇る美しさ / 藤田嗣治
付録(2) 明治から昭和初期の髪かたち
『婦人子供報知』第7号、1931年6月10日発行より/報知新聞社
作家略歴
モデル略歴
あとがき