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資料番号
Ff354
分類
F . 印刷周辺 /
f . 単行本
タイトル
いまこそ人生で大切なことは映画から学ぼう 小田原まちなか映画館の挑戦
著者/編者
蓑宮武夫
出版社
PHP研究所
出版日付
2024
形態
B6判 226頁
資料の種別
■印刷一般
配架場所
図書館内
目次
はじめに
第1章 小田原発・映画でまちおこし
ハリウッド映画はフロンティア精神の象徴
映画は映画館で観ることを前提としてつくられている
映画の数だけ疑似体験できる幸せ
知らず知らずのうちに異文化や新しい知識を学べる
非日常の世界に身を置くメリット
「ミニシアター」が日本の映画文化を支えている
私財を投じて「小田原まちなか映画館」をつくる
第2章 私が選んだ不朽の名作
『路傍の石』先生の言葉が生きる支えに
『二十四の瞳』教師と子どもたちの深き絆と愛情
『ノンちゃん雲に乗る』理想的な生活への憧れを描く
『赤い河』世代交代とは何かを問いかける名作
『生きる』『七人の侍』普遍のテーマと向き合った作品
『コンバット!』リーダーシップの本質を教えてくれる
『男はつらいよ』人生の本質を突いた寅さんの言葉
『緋牡丹博徒一宿一飯』不合理な生き方を選ぶときもある
『幕末青春グラフィティ 坂本竜馬』異色かつ幻のテレビドラマ
『わが谷は緑なりき』炭鉱の衰退に翻弄される人間の運命
『清左衛門残日録』古きよき家庭の風景がそこにある
『ラストサムライ』アメリカ映画が教えてくれた武士道の本質
第3章 人生と仕事に役立つ映画
映画の力と現実世界を学んだ作品
『ニュー・シネマ・パラダイス』/『サンセット大通り』/『浜の朝日の嘘つきどもと』
宗教とは何かを考えさせられる映画
『セブン』/『ダ・ヴィンチ・コード』/『マルサの女2』
戦争とは何かを問いかける映画
『プライベート・ライアン』/『ダンケルク』/『アメリカン・スナイパー』
真の友情を感じさせてくれる映画
『スタンド・バイ・ミー』/『ショーシャンクの空に』/『フォレスト・ガンプ/一期一会』
医療の問題を突きつける作品
『カッコーの巣の上で』/『赤ひげ』/『孤高のメス』
死について思いを巡らせる映画
『死ぬまでにしたい10のこと』/『おくりびと』
第4章 英国映画協会が選んだ史上最高の映画
『めまい』ヒッチコック監督らしいスリリングな展開
『市民ケーン』映画史上最高の傑作といわれる作品
『東京物語』国境を越えて人間の真実を伝える
『雨に唄えば』ミュージカル映画史上最高の作品
『戦艦ポチョムキン』サイレント映画の面白さと難しさ
『ゴッドファーザー』観るたびに新しい発見がある名作
『捜索者』最も偉大な西部劇映画と評価される理由
『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」日常の中に潜む女性の危うい心情を描く
第5章 まちなか映画館で地域が元気になった事例
キーパーソンの存在なしにまちなか映画館は生まれず
「シネマテークたかさき」映画のまちを復興したキーマンたち
青梅「シネマネコ」コロナ禍だからこそ開業した心意気
「鶴岡まちなかキネマ」コロナ禍による閉館からみごとに復活
「深谷シネマ」映画好きの夢を役所も市民も一緒に実現
「別府ブルーバード劇場」七十年以上の歴史を紡ぐ奇跡の映画館
「湯布院映画祭」映画館のないまちの日本最古の映画祭
英国「スウィンドン・シネマ」アナログのみを上映する唯一の映画館
第6章 【特別対談】田中美里さんとの映画談義
二宮金次郎の妻役で七キロも増量
もともと人見知りで俳優志望ではなかった
女性としても俳優としても憧れる人
五十嵐匠監督から教わった芝居の本質
「冬のソナタ」の吹き替えは「自分らしく」でOK
ヒルのいる泥を顔につけるシーンは印象的
何度も観たくなる映画の魅力とは
ミニシアターだからこそできること
おわりに
「もらい泣き」が少なくなったのはなぜ?
映画がきっかけで人生を切り拓いた人たち
DVDで観る映画はテレビで見る花火のようなもの
小田原まちなか映画館で子どもたちの「共感力」を育みたい
天に召された父へ(渡邉あずさ)
最期まで祖父らしく(渡邉あっと)