詳細画面
資料番号
Fd108
分類
F . 印刷周辺 /
d . 書物・本・文字について
タイトル
カラー版 本ができるまで (岩波ジュニア新書440)
著者/編者
岩波書店編集部編
出版社
岩波書店
出版日付
2011
形態
17㎝×10.5㎝ 200頁
資料の種別
■印刷技術
配架場所
図書館内
目次
1 本と印刷の歴史をたどる―印刷博物館を訪ねて
1 本を生み出したグーテンベルクの智恵
「瞬間凝固」する金属/母型と父型―手動式活字鋳造機/木製印刷機/油性インキ/
レイアウトの発想―写本の模倣/ はじめての書店/グーテンベルク42行聖書
2 16世紀―出版の黄金時代
西ヨーロッパ出版都市の出現/クリストフ・プランタン
3 美しい活字書体
字体と書体/活字書体の誕生/ルネサンスが変えた書体
4 グーテンベルクの発明が動かした社会
宗教改革/ダーウィンの進化論
5 図版が伝えるリアルな情報
「近代科学成立」の影の功労者/「知」の宝庫/蘭学交流
6 図版印刷を生み出す表現技術
銅版印刷(凹版印刷)/リトグラフ(平版印刷)
7 写真の発明と印刷への取組み
見たままを記録する―19世紀に起こった大発明
8 大量・高速印刷を可能とした技術革新
加圧(プレス)方式の変遷と印刷機の動力化/動力の登場/大量・高速印刷を支えた文字製版の機械化
9 大量印刷が社会に与えた影響
雑誌『キング』/円本ブーム
10 オフセット、グラビア印刷時代の到来
偶然から生まれたオフセット印刷/カラー印刷時代を支えるグラビア印刷
11 消えてゆく活字
写真植字機の登場/デジタル化を迎えた文字組版
2 現代の印刷-精興社印刷工場を訪ねて
1 活版印刷を知る
文選/植字/刷版/鋳造
2 ポスト活版時代の到来
活版時代の精興社書体/デジタル精興社書体の誕生
3 本作りの実際
文字入力/画像入力/組版/青焼き/フィルム出力/刷版/印刷/精興社のDTP部門
4 色を刷る
四行程/二行程/精興社のカラー印刷/2003年5月の精興社朝霞工場/刷版を二度焼く/印刷機は回る
3 製本の仕事―牧製本工場見学
日本の製本/断裁が勝負/機械の目が見る丁合/製本もより安く、早く、美しく/ならしからくるみまで
本の未来
コラム
本の種類
「紙」ができるまで
印刷博物館
印刷の三大版式
紙にはAとBがある―紙の大きさ
色再現の原理