図書資料検索

本の写真

一般財団法人

印刷図書館

詳細画面

資料番号
Da033
分類
D . 印刷資材/機械 / a . 印刷インキ
タイトル
機能性インキの技術と応用(普及版)
著者/編者
シーエムシー出版
出版社
シーエムシー出版
出版日付
2022
形態
B5版230頁
資料の種別
■印刷技術
配架場所
図書館内
目次
【第I編 電気・電子機能分野への展開】 第1章 インクジェットインク 1 はじめに 2 インクジェットインクの構成要素 2.1 構成材料 2.2 染料 2.2.1 色ごとの代表的な構造 2.2.2 インクジェット向けカスタム染料 2.3 顔料 2.3.1 色ごとの代表的な構造 2.3.2 代表的な分散方法(自己分散,樹脂分散) 3 インクジェットインクに求められる画像性能 3.1 フォト画像性能 3.1.1 画像堅牢性 3.1.2 光沢 3.2 普通紙画像性能 4 インクジェットインクに求められる信頼性 5 まとめ 第2章 POD用インクジェットインキ 1 インクジェットインキの変遷 1.1 はじめに 1.2 インクジェットの開発と市場動向 2 POD印刷用インクジェットインキの技術進展と実績化 2.1 流動特性制御 2.1.1 粘度 2.1.2 顔料粒子径 2.2 表面張力制御 2.2.1 高速印字安定性 2.2.2 混色 3 PODインクジェット市場での実績化 3.1 UV系 3.2 水系 4 まとめ 第3章 プリンテッドエレクトロニクス用インク 1 導電性銅ナノインクと短時間焼成プロセス 1.1 はじめに 1.2 PEに適した導電性銅ナノインクと焼成方法 1.2.1 銅インクへの要求 1.2.2 銅ナノインクと短時間焼成 1.2.3 銅皮膜の諸特性 1.3 フォトシンタリングメカニズム 1.4 各種印刷法とインク特性 1.4.1 吐出印刷 1.4.2 有版印刷 1.5 おわりに 2 銀インク,ペースト 2.1 はじめに 2.2 導電性材料としての位置づけ 2.3 物理的特徴とナノサイズ粒子 2.4 組成 2.5 おわりに 3 低温焼成可能な「銀塩インク」を用いた印刷配線形成技術 3.1 はじめに 3.2 低温焼成インクの必要性 3.3 低温焼成可能な導電インクの開発の手段 3.4 有機銀錯体化合物(銀塩) 3.5 有機銀錯体化合物(銀塩)インク 3.6 80℃焼成インク 3.7 印刷配線と基材との密着性確保 3.8 銀塩インクの保管安定性 3.9 耐環境性能(信頼性) 3.9.1 クロスカット試験(碁盤目テープ試験) 3.9.2 マイグレーション試験,その他試験 3.10 印刷適正 3.11 アプリケーション 3.11.1 筐体ダイレクト印刷アンテナ 3.11.2 印刷アンテナの性能 3.11.3 アプリケーションの展開性 第4章 機能性ハードコートの応用展開 1 光学ハードコートの概要 2 光学HCの目的とその種類および機能 2.1 スマートフォンの事例 2.2 LCD-TVの事例 2.3 要求性能の事例 3 素材からみた光学ハードコート剤の特徴 3.1 フィラー系ハードコートの事例 3.1 フィラー系ハードコートの事例 3.1.1 高屈折ハードコート 3.1.2 アンチブロッキングハードコート 3.2 非フィラー系ハードコートの事例 3.2.1 帯電防止ハードコート 3.2.2 耐指紋・防汚ハードコート 4 アプリケーション事例―ITOセンサー用電極フィルムへの応用― 4.1 タッチパネルの構造:GFF方式の事例 4.2 光学特性の改善 【第II編 低環境負荷と印刷インキ】 第5章 オフセットインキと植物油 1 はじめに 2 植物油 3 VOCの種類 4 植物油インキ 4.1 植物油インキマーク 4.2 植物油インキが環境に優しい理由 4.3 植物油インキの定義 4.4 植物油インキの使用状況 5 ノンVOCインキ 5.1 ノンVOCインキの定義 5.2 ノンVOCインキの品質 5.3 ノンVOCインキの使用状況 6 将来の展望 7 おわりに 第6章 軟包装用水性グラビアインキ 1 はじめに 2 印刷産業の市場予測 3 グラビア印刷業界に関連する法規制の強化と対応状況 4 インキの出荷動向 5 水性化の目的,メリット 6 水性化の課題 ~乾燥性~ 6.1 軟包装グラビアインキの組成 6.2 水性インキの乾燥性 6.3 軟包装水性グラビア印刷の設計 7 水性化の課題 ~プラスチックフィルムへの濡れ性~ 7.1 水性インキの表面張力 7.2 水性用フィルムの開発 8 水性化の課題 ~印刷適性~ 8.1 版かぶり 8.2 版かぶりの要因 8.3 版かぶりのそのほかの要因 9 水性化の課題 ~塗膜物性~ 9.1 水溶性樹脂 9.2 水性インキの塗膜物性 9.3 水性インキの架橋システム 10 おわりに 第7章 エチルアルコールを主原料としたグラビアインキ 1 開発の経緯 1.1 はじめに 1.2 開発の理由 2 エチルアルコールについて 3 特徴 4 インキ組成 5 ベースインキラインナップ 6 特性 6.1 表刷用途(各種基材への適性) 6.2 ドライラミネート適性 6.3 残留溶剤比較 7 現状における課題 7.1 乾燥性 7.2 コスト 8 発売以来の経過と今後の展望 第8章 軟包装用水性フレキソインキ 1 はじめに 2 軟包装用水性フレキソインキの組成と特徴 2.1 用途と要求される性能 2.2 基本組成 2.3 着色剤 2.4 バインダー樹脂 2.5 溶媒 2.6 添加剤,硬化剤 3 軟包装用フレキソインキの印刷上の問題 3.1 色再現・濃度再現 3.2 印刷適性上のインキへの要求 4 おわりに 第9章 UVフレキソインキ 1 はじめに 2 フレキソ印刷 3 インキ組成 3.1 造膜成分 3.1.1 オリゴマー 3.1.2 モノマー 3.2 光反応開始剤 3.2.1 分子内開裂型 3.2.2 水素引き抜き型 3.3 揮発成分 3.4 着色剤 3.5 補助剤 4 UVインキの硬化機構 5 環境への対応 6 おわりに 第10章 低マイグレーションUVインキ 1 はじめに 2 各国の法令・規制の状況 2.1 日本の規制状況 2.2 印刷インキに関する自主規制(NL規制)とは 2.3 欧州の規制状況 2.4 GMPとは 2.5 スイス条例:Ordinance of the FDHA on Material and Articles 2.6 欧州印刷インキ協会の自主規制 2.7 米国の規制 2.8 中国の規制 3 マイグレーションの過程 3.1 容器からの移行 3.2 印刷工程での移行 3.3 食品内包装を透過し移行 4 マイグレーションの評価方法 5 印刷インキの溶出試験 5.1 溶出試験例 5.2 ワーストケースの溶出量計算 6 今後の展望 第11章 高感度UVインキ 1 はじめに 2 近年の印刷市場と印刷インキ 3 UVインキおよび印刷の特徴と環境性(nonVOCs) 4 UV印刷の省電力化へのアプローチの課題 5 高感度UV印刷システムの誕生と特徴(LED-UV印刷システム) 6 高感度UV印刷機(省電力UV印刷機)へのさまざまなアプローチ 7 高感度UVインキの開発経緯とその特徴 7.1 UVインキの組成 7.2 高感度UVインキの設計コンセプト 8 高感度UVインキを使用するにあたって 9 おわりに 【第III編 機能付加・高機能化に向けての技術】 第12章 低摩擦油性ボールペンインク 「JETSTREAM」 1 はじめに 2 ボールペンとその構成 3 油性ボールペンとその課題 3.1 書き味と筆記摩擦抵抗 3.2 描線乾燥性 3.3 描線濃度 3.4 逆流 3.5 直流 4 ジェットストリームの特徴 4.1 滑らかな書き味 4.2 優れた描線乾燥 4.3 濃くはっきりした描線濃度 4.4 油性ボールペンで逆流させない工夫 4.5 筆記時に直流させにくくする工夫 4.6 世界で通用するボールペン 5 おわりに 第13章 繊維用インキ―ゆりかごから墓場までの繊維模様― 1 はじめに 2 生後24カ月未満の乳幼児の肌着のホルムアルデヒド遊離 2.1 乳幼児肌着基準 2.2 乳幼児肌着の模様 2.3 繊維製品に関する国内外の規制 3 昔七五三着物,今Tシャツとジーパンなど,繊維素材と適性染料 3.1 繊維製品に求められる品質 3.2 繊維製品模様出しの流れのいろいろ 3.3 和服・着物の模様出し 4 フォーマルなファッション衣料とカジュアル衣料模様 5 産業資材用繊維模様(非衣料) 6 繊維独特の模様出し技術 6.1 繊維への捺染に求められる品質 6.2 防染・抜染・抜蝕 6.3 繊維業界の模様出しの装置 7 顔料捺染の色素・樹脂・塗膜・機能要約 7.1 色素について(表3の顔料捺染のみ) 7.2 バインダーについて 8 防染抜染の染料・糊・塗膜・機能要約(ポリエステル編) 8.1 染料 8.2 糊 9 機能化捺染の機能色素・ベヒクル・塗膜の問題点 10 おわりに 第14章 高演色インキ 1 はじめに 2 カレイド®シリーズ開発の背景 2.1 Japan Colorについて 2.2 広色域印刷について 2.2.1 ハイファイ印刷(High-Fidelity Printing) 2.2.2 ヘキサクロム印刷(Hexa Chrome Printing) 2.3 RGB→CMYKの色再現について 3 カレイド®シリーズの特徴 3.1 黄・紅・藍インキ 3.2 墨インキ 4 カレイド®印刷の手順 4.1 カレイド®適性濃度 4.2 CTP出力カーブの補正とグレーバランス確認 4.3 ICCプロファイルの作成 4.4 最終確認 4.5 印刷の注意点 5 カレイド®を使用した応用例 5.1 カレイド®最新プロファイル 5.1.1 「Kaleido® GCR」 5.1.2 「Kaleido® Vivid」 5.1.3 「Kaleido® Super Vivid」 5.1.4 「Kaleido® 3C」 5.2 カレイド®印刷に適した用紙 6 おわりに 第15章 熱転写用インキと転写方法 1 はじめに 2 熱転写記録方式 2.1 溶融型熱転写記録方式 2.2 溶融型熱転写記録用インキ構成材料 2.2.1 背面層 2.2.2 インキ層 2.3 昇華型熱転写記録方式 2.4 昇華型熱転写用インキ構成材料 2.4.1 背面層 2.4.2 インキ層 2.4.3 受容層 3 おわりに 第16章 示温インキ 1 はじめに 2 可逆性示温インキ概要 3 示温インキの種類と温度域 第17章 香料インキ 1 はじめに 2 香料インキ概要 3 カプセルタイプ香料インキの製造 4 香料インキ印刷時の注意 第18章 蓄光インキ 1 はじめに 2 蓄光インキの種類 3 蓄光インキの特性 3.1 発光特性 3.2 残光特性 3.3 耐候特性 3.4 耐熱特性 4 蓄光インキの留意点 4.1 インキ用メジウムについて 4.2 印刷厚について 4.3 印刷下地色について 4.4 着色について 5 おわりに 第19章 インビジブルインキ 1 はじめに 2 インビジブルインキの種類 3 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ) 3.1 蛍光剤 3.2 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)を使用する際の注意点 4 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ) 4.1 近赤外線吸収剤 4.2 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)を使用する際の注意点 5 おわりに 第20章 人工DNAを含有した偽造防止向け印刷用インキ 1 はじめに 2 セキュリティーという観点から見るDNA 2.1 DNAの概要 2.2 DNAの特長 2.3 DNAの課題点 3 セキュリティーという観点から見る人工DNA 3.1 人工DNAの概要 3.2 人工DNAの特長 3.3 人工DNAの課題点 4 印刷用インキの開発 4.1 印刷方式 4.2 オフセット印刷用インキの開発 4.3 シルクスクリーン印刷用インキの開発 4.4 印刷物の評価 5 真贋判定方法 6 今後の展開 7 まとめ 第21章 オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂 1 緒言 2 ロジン変性フェノール樹脂の原料 2.1 ロジン 2.1.1 ガムロジン 2.1.2 トール油ロジン 2.1.3 ロジンの成分組成 2.2 アルキルフェノール 2.3 多価アルコール 3 製造方法 3.1 レゾール 3.2 ロジンとレゾールとの反応およびエステル化 4 ロジン変性フェノール樹脂の組成分析 5 ロジン変性フェノール樹脂の性能評価 6 ロジン変性フェノール樹脂の設計とインキ性能 7 ロジン変性フェノール樹脂の今後の課題 8 おわりに