はじめに Ⅰ 教科書体以前 1. 書道からみた教科書の書体 2. 明治初期の教科書の活字書体 3. 活字書体・大きさ・組版体裁の規定(明治31年) 4. 文字の統一整理―一音一字(明治33年) 5. 国定教科書(明治37年) 6. 教科書専用活字の出現 Ⅱ 教科書体誕生 1. 教科書体の誕生(昭和10年) 2. 教科書体活字 3. 教科書体以外の活字 正楷書体 4. 活字書体の規制(昭和13~19年) 5. 終戦直後の文部省著作教科書の書体(昭和21年) 6. 写真植字用教科書体の制作 Ⅲ 当用漢字と教育漢字 1. 当用漢字と教育漢字(昭和21~23年) 2. 当用漢字字体表(昭和24年) 3. 検定教科書の教科書体 4. 写真植字の教科書体 5. 文字の大きさの規定 Ⅳ 出版社独自の書体 1. 学校図書株式会社における独自書体の作成(昭和30年度用) 2. 日本書籍株式会社における独自書体の作成(昭和33年度用) 3. 東京書籍株式会社の細教科書体の作成(昭和34年度用) 4. 文部省｢筆順指導の手びき｣ Ⅴ 文部省の条件指示､字形統一(昭和36年度) 1. 文部省の条件指示(昭和33年) 2. 小学校学習指導要領 学年別漢字配当表(昭和33年) 3. ひらがなの修整(昭和36年度用) 4. ひらがな硬筆筆書体改作(昭和40年度用) 5. 活版からオフセットへ(昭和46年度用) Ⅵ 標準字体 1. 字体問題=標準字体(昭和55年度用) Ⅶ 常用漢字表 Ⅷ 書体の多様化 1. 低学年用 中教科書体かなと漢字 2. 横組用教科書体かな(昭和61年度用) 3. 教科書体ひらがなの修整(平成4年度用) 4. JISフォント 5. 電算写植CTS用文字フォント Ⅸ 表外字字体表試案・印刷標準字体 Ⅹ 教科書体以外の教科書用文字と記号 おわりに 付:文部省活字・教科書体活字 参考文献