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資料番号
Eg238
分類
E . 印刷一般 / g . 経営・教育
タイトル
顧客視点の企業戦略 アンバサダープログラム的思考
著者/編者
藤崎 実,徳力基彦
出版社
宣伝会議
出版日付
2017/03/01
形態
縦19㎝×横13㎝、170頁
資料の種別
■印刷一般
配架場所
■印刷一般
目次
はじめに 「新たなる現実」を受け入れて、次へ向かう指標としての顧客視点

20世紀から20世紀へ/主導権を顧客が握る時代へ/企業経営と顧客視点/あらためて「顧客視点」 を語る意味/

アンバサダープログラム的思考とは何か

第1章 顧客視点がないと「マーケティング」ではない

「顧客視点が大事」「顧客視点で考えろ」/マス・マーケティング時代は企業が顧客よりも優位にあった/

デジタル時代は顧客に情報の主導権が移ってしまった/デジタルとマスメディアが共存する時代/

顧客を大事にしている企業にとっては良い時代/顧客をファンに、ファンをアンバサダーに/

そもそもずっと昔から顧客の評判こそ一番大事だった/量を重視するのか、質を重視するのか/

マス・マー ケティングに最適化された縦割り組織/顧客視点でないマーケティングは、マーケティングではない/

すべてを「顧客視点」でゼロベースから見直す時がきている

第2章 マーケティングを顧客視点で組み替える

顧客視点を実践する:製品開発/顧客視点を実践する:クチコミと可視化/マーケティングはアメリカで生まれた/

20世紀の日本はマス広告全盛期/マス・マーケティングのコミュニケーションモデル/マス・マーケティングの構造的限界/

マーケティング用語は軍事用語/マス・マーケティングの枠から出る必要性/マス・マーケティング以前から商いはあった/

顧客を大切にする重要性/ネットの時代だからこそ、顧客のクチコミが重要/「マス・マーケティング型」と「アンバサダープログラム型」/

「単発キャンペーン型」から「中長期ストック型」へ/マーケティングはそもそも顧客視点だった

第3章 企業の目的は「顧客を創造する顧客」の創造である

企業よりも消費者の言葉が信頼される時代に/消費者の言葉が持つパワー/「推奨する消費者」への着目/「ブランドのファン」への着目/

「ブランドアドボケイツ」への着目/推奨行為は人の自然な感情/ブランドアドボケイツを組織化する/

アンバサダープログラムとは彼らが語る言葉を増やすこと/アンバサダーの言葉は、顧客視点の情報伝達/

顧客の時代:アンバサダー概念の拡張、あるいは 原点回帰/アンバサダーとインフルエンサーの違い/アンバサダーとロイヤルユーザーの違い/

アンバサダープログラムはマス・マーケティングと併用

第4章 顧客と一緒にマーケティングする

アンバサダープログラムのステップ/五つの戦略を軸にした「目的の仮設定」の種類/傾聴:顧客の声に耳を傾け顧客理解を深める/

会話:顧客との会話を通じ自社の思いを知ってもらう/活性化:顧客を活性化し顧客の影響力を最大化する/

支援:顧客を支援し顧客が助け合えるようにする/共創:顧客と共創し顧客をパートナーとする/アンバサダープログラムの「目的の仮設定」方法/

現状把握のための調査:プレリサーチ/目的設定と効果予測/既存顧客がもたらす四つの価値の効果予測/

プログラムの対象は人間である/アンバサダープログラムの始め方/アンバサダープログラムの対象にも様々な選択肢がある/

顧客のクチコミにより生まれるアーンドメディアに注目する/顧客のクチコミ活性化のための公式を考える/「シーン」を考えるためにアンバサダージャーニーをつく/

クチコミを動機付けるための「シカケ」を見直す/クチコミの効果を最大化するための「シクミ」 を見直す/「シーン」と「シカケ」と「シクミ」の組み合わせ

実践レポート アンバサダーの体験設計(寄稿:上田怜史)

アンバサダープログラム導入の前に/アンバサダープログラム導入のモデル設定/アンバサダープロ グラム導入の流れ/アンバサダープログラムの本質とは

第5章 アンバサダーが企業にもたらす変化

顧客視点の戦略をカタチにする/なぜアンバサダープログラムに着目したのか、何を解決したかったのか/

顧客視点の戦略から、実際に得られた成果や価値、今後の可能性/長期的視点の大切さ

第6章 顧客視点経営がビジネスを変える

成長を続ける企業の姿勢/「顧客視点」から新しい顧客の問題を解決したネスレ日本/

この100 年くらいのマス・マーケティング時代が特殊だったと思えばすべては簡単だ/

あなたの会社は顧客に何を提供する会社なのか?

おわりに

参考文献・参考資料

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