『書物学27 近代製本の100年』を受入れました。

発行元である勉誠出版(株)様より刊行の上記の資料を受入れました。
(以下、発行元のHPより引用)
製本とは人である
折る、重ねる、綴じる、表紙を付ける……。
製本には様々な工程があり、それぞれの作業を得意とする工場による
リレーの中で書物としてのかたちが作り上げられていく。
日々進歩する製本機械のオペレーティング、昔と変わらない手作業でしかできない工程、
そして各工程を担う工場をまとめ上げる人脈。
製本という営為には確実に人が関わり、技術の刷新と継承が行われている。
製本の現場、工程、技術、そこに携わる人々のあり様に迫り、
書物文化の100年を製本という側面から考える。
大正13年創立の「京都製本紙截同盟会」から始まって、
今年100周年を迎える京都府製本工業組合の面々による座談会も収録。
京都の製本を支えてきた現場の方たちの研鑽の歴史、
製本の現在の生の声をお届けする。
≪主な目次≫
序言
製本研究へのアプローチ
【コラム】綴じ
中国から来た洋式製本術
【コラム】折丁
木版挿絵本の製本から見る著者と造本者の意向―泉鏡花『絵本辰巳巷談』
【コラム】特殊製本
変態する書物―吉井勇『酒ほがひ』二種の「再版」本
【コラム】これからの製本研究者のために(Q&A)
【座談会】京都の製本 過去・現在・未来
◎連載
書物の声を聞く書誌学入門[第23回]
松朋堂新収古書解題[第7回]
西洋古書の遠近法[第14回]
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タイトル 『書物学27 近代製本の100年』
発行元 勉誠出版(株)
発行日 2025年4月30日
体 裁 B5判、96ページ
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2025年6月30日 10:30 AM | カテゴリー:新刊情報一覧