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新刊 『洋書の話 第二版』 受入れました。

発行元である(株)朗文堂様より、『洋書の話 第二版』をご寄贈いただきました。

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< 著者あとがきより -部分>
『 洋書の話 』 も記述書誌学の概説書であるが、洋書がどんな姿をしているか、その姿はどのようにして作られたのかを示そうとしている。 その意味では、本書は、書名に示したように、洋書に関する本と見ていただいても良い。

そのためにも、これまで以上に図を多く取り入れ、目で見てわかるようにつとめた。 これまで何気なく見てきたことにも意味があることを知り、それらがどんな目的で用いられ、どんな姿で本に現れているかを理解できるはずである。

記述書誌学は完成した学問ではない。 現在も模索し、発展を続けている学問である。 未解決の問題も多い。 しかしこの知識を通して得られる情報は計り知れない。 記述書誌学を目指す人や洋書に興味を抱いている人にとってお役に立てば幸いである。
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< 主な内容 > 目次より
1 章 4°:A‒P4 とは何か
2 章 本の隠れた特徴
3 章 折丁式の作り方
3‒1 折記号を使った折丁式
3‒2 紙葉の挿入と削除
3‒3 参照表示
4 章 扉の転写
4‒1 転写とは
4‒2 扉の囲み飾り
4‒3 扉の文字の転写
4‒4 扉の記号類の転写
5 章 扉以外の部分の転写
6 章 記述の単位
6‒1 版と刷
6‒2 異刷
6‒3 発行と再発行
6‒4 別発行
6‒5 理想本
7 章 記述書誌学とは
8 章 記述書誌と目録の違い
9 章 準ファクシミリ転写法小史

  • タイトル  洋書の話
  • 発行日   2014年11月13日
  • 発行元   (株)朗文堂
  • 体裁    A5判・255頁
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